キャンベルスープ缶

1960年代に盛んになった大量生産・大量消費の大衆文化を主題とする一連の芸術動向であるポップ・アート。その世界有数のコレクターであるパワーズ夫妻の協力を得て、展覧会「アメリカン・ポップ・アート展」が国立新美術館で開催される。
期間は、本日2013年8月7日(水)から10月21日(月)まで。

今回の展覧会では、アメリカ合衆国の美術館でも全貌が紹介されたことのない、アンディ・ウォーホルの最重要作品の一つ「200個のキャンベル・スープ缶」を日本で初めて公開。その他、彼の作品からは「キミコ・パワーズ」も展示される。

そのほかにも名作の数々が登場。ロイ・リキテンスタイン「鏡の中の少女」(1964年)、クレス・オルデンバーグ「ジャイアント・ソフト・ドラム・セット」(1967年)、ジェイムズ・ローゼンクイスト「ラナイ」(1964年)、トム・ウェッセルマン「グレート・アメリカン・ヌード #50」(1963年)、ロバート・ラウシェンバーグ「ブロードキャスト」(1959年)、ジャスパー・ジョーンズ「地図」(1965年)ら、巨匠たちの1960年代の代表作を含め、絵画、彫刻、素描、版画、マルティプル等、約200点により、アメリカン・ポップ・アートを総合的に紹介す る。

イギリスで誕生し、アメリカで花開いたポップアートは美術にとどまらずさまざまな分野において、今を生きる文化が生み出される前提の一つであり続けている。第二次世界大戦後のアメリカは、まさに大量消費社会。テレビやラジオなどマスメディアの普及によって商品や広告のイメージが氾濫し、ハンバーガーやコカ・コーラといった商品はアメリカの代名詞として世界中に広る。アメリカのポップ・アーティストたちは、商品のイメージやオブジェ、また新聞、漫画、広告といったメディアの手法自体を取り入れることで、自らを取り巻く社会や、そこでの経験をそのまま作品に表現した。それは、前世代の抽象表現主義が作品を崇高で難解なものとし、作家を英雄視したのに対し、複製物や日用品を用いることで、作家性を匿名化し、芸術を卑俗な生活と結びつけるものだった。しかし、1960年代におけるその最盛期の名作をまとまった形で紹介する展覧会は、日本においてほとんど前例がない。

そんなか、アメリカでポップ・アートがまだ評価を確立する以前からその真価を見抜き、作家を直接支援することによって、個人コレクションとしては世界最大級のポップ・アート・コレクションを築き上げ、アート・シーンに大きく貢献してきたパワーズ夫妻の協力のもと今回の展覧会が実現した。

【展覧会概要】
会期:2013年8月7日(水)~10月21日(月) 毎週火曜日休館
時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22-2

URL:http://www.tbs.co.jp/american-pop-art2013/

■チケット
一 般:1,500円(前売/団体1,300円)
大学生:1,200円(前売/団体1,000円)
高校生:800円(前売/団体600円)
キャンベルスープ缶2個付チケット:1,400円 ※3000枚限定

※団体料金は20名以上
※中学生以下、障害者手帳をご持参の方と付添の方1名は無料
※8月9日(金)、10日(土)、11日(日)は高校生無料観覧日(学生証の掲示が必要)


<取扱い>
国立新美術館、展覧会ホームページ、ローソンチケット[Lコード:37839]、セブンイレブン[セブンコード:022-880]、 チケットぴあ[Pコード:765-666(前売/当日)]、イープラス、ほか主要プレイガイド

転載元:http://www.fashion-press.net/news/6824